‘工業技術科’ カテゴリーのアーカイブ

電気工事士朝補習 いよいよ大詰め!

2016年6月3日 金曜日

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◇受験者 2年次生3名+3年次生2名

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◇2ヶ月間テキスト片手に頑張りました。

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◇私はこの生徒に毎日質問攻めにされています。

 

年に1度しか受験できない第2種電気工事士の筆記試験が,6月5日(日)に迫っています。4月になりすぐ始めた朝の補習(7:30~8:20)もいよいよラストです。県総体と日程が重なっており,他の受験希望者は10月に受験のため,この度の受験者は5名と少なめです。(6月か10月のどちらかしか受検できません。)

2ヶ月以上毎朝早くから学校に来てがんばりました。全員の筆記試験合格を願っています。筆記試験合格者は7月23日(土)に実技試験にチャレンジします。

 

 

☆第2種電気工事士とは?☆

ビル,工場,商店,一般住宅などの電気設備の安全を守るために工事の内容によって,一定の資格のある人でなければ,電気工事を行ってはならないことが,法令で決められています。その資格のある人を電気工事士といいます。

第2種電気工事士は,一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。

技能検定「普通旋盤」補習開始

2016年5月16日 月曜日

今年度も技能検定「普通旋盤作業」の実技補習を,放課後の時間を使って開始しました。

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今回は工業技術科3年次生2名,2年次生3名がチャレンジします。

しっかり練習を積み,7月の検定本番では全員合格できるよう頑張っていきます!!

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まだまだ始まったばかりでぎこちない手つきですが...ここからしっかり練習を積み,また一人「職人」が生まれることでしょう。

 

※技能検定「普通旋盤作業」とは...

「旋盤」と呼ばれる工作機械(工業高校,特に機械科では最も基礎となる機械です)を用いて,課題図通りの製品を加工します。100分の1まで求められる精度をいかに正確に仕上げるかが合否のカギとなります。

 

この材料から...

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この製品を作ります。

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工業技術科2年次生 校外学習その2

2016年2月10日 水曜日

工業技術科の2年次生が再び校外学習に行ってきました。

今回はコンベックス岡山で行われた「岡山テクノロジー展2016」を見学しました。

この展示会は,岡山県内の製造業の企業が集まり,各社の技術を紹介しているもので,今回工業高校生にも是非勉強で見てもらいたいということで,急きょ実現した校外見学です。

100社を超える企業の展示を約3時間,生徒たちは自由に見て回り,普段見ることのできない最新・最先端の技術を実際に手に取って体験することが出来ました。

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また,そろそろ進路を考え始める2年次生たちにとっては,その大きな判断材料になったのではないでしょうか。

説明いただいた企業の皆様ありがとうございました。

技能検定「普通旋盤」実技試験

2016年2月6日 土曜日

土曜日,学校はお休みですが,何やら実習室で生徒の姿が...

この日は技能検定「普通旋盤作業」の実技試験に,工業技術科2年次生6名が挑戦しました。

ちなみに,総合ビジネス科でもこの土日で検定試験が行われていたようです。

 

11月中旬から放課後,部活動の合間をぬって,限られた時間をうまく使い練習を重ねてきました!万全の状態で試験に臨んだようですが...

いざ試験が始まると,やはり本番ということで緊張の表情です。

...が,これまでの練習を思い出し,それぞれがきちんと課題作品を作り上げました。

良い結果が得られるといいですね!合格発表は3月中旬です。

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最近,「下町ロケット」の影響で,工業・町工場・職人の技術といったことに注目が集まっているようです。この中からも下町ロケット「佃製作所」のような職人が将来生まれるかもしれませんね。

『 新高品質!新高ブランド!! 』

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※技能検定「普通旋盤作業」とは...

「旋盤」を用いて,課題図通り(下図参照)の製品を加工します。

詳しくは2015年11月17日のブログ<技能検定「普通旋盤」補習開始>をご覧ください。

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T科課題研究発表会

2016年1月18日 月曜日

工業技術科の課題研究発表会がありました。

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※「課題研究」とは...

3年次生の授業で,これまで習った知識・技術を生かし,「自分たちで」研究内容を決定し,一年間かけて取り組みます。本校工業技術科では,同じようなテーマを希望する生徒が6~7人のグループとなり実施します。

 

これまで1年間かけて研究してきた内容を,時間がない中で各班頑張ってまとめ,1・2年次生の前で発表しました。

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今年度は以下の5つの研究テーマがありました。

①地域貢献の実践 ~小学校での出前授業と車いすのメンテナンス~

大きく2つの内容があり,1つ目は社会福祉協議会からお預かりした車いすを点検・修理しました。2つ目はLEGOマインドストームというロボットを使用し,そのプログラムなどを小学校への出前授業で,実際に高校生が先生となり指導しました。

 

②校内平面図の作成

土木の測量技術を活用し,自分たちが生活している新見高校北校地の正確な平面図を作成しました。

 

③フェロセメントカヌーの製作と競技大会

セメントで船(カヌー)を製作し,実際に製作した船(今回は昨年度の先輩が製作したもの)で大会にも出場しました。

 

④ゼロハンカーの製作

校内にあったゼロハンカーをもとに自分たちでゼロハンカーのフレームを,部品づくり・溶接などして製作しました。

 

⑤サンドブラストによる作品制作と出前授業

サンドブラストと呼ばれる技法でタイルやキーホルダーに模様を加工しました。その技術を小学校などへ出前授業という形でも披露しました。

 

どの研究もとても素晴らしい内容で,さすが3年次生といった発表でした。1・2年次生も来年・再来年に自分たちが同じようにできるよう,真剣に聞いていたように思います。

3年次生はお疲れ様でした。1・2年次生は,次は自分たちの番です。もっと良い研究ができるよう頑張って下さい。

2016高校生テクノフォーラム

2016年1月16日 土曜日

2016高校生テクノフォーラムがありました。

 

※「2016高校生テクノフォーラム」とは...

岡山県高等学校工業教育協会に加入する学校生徒の研究成果を発表する大会です。工業技術科は発表題目「環境整備」~道路拡張工事~

を発表しました。

優良賞をいただきました。

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工業技術科 科集会

2016年1月8日 金曜日

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 新見高校の新しい年が始まりました。この日は始業式や各専門科の集会があった中で,工業技術科(以下T科)の科集会を紹介します。

 

 体育館にT科の生徒1~3年112名が集まり,科長から「資格取得」に関連して「顕彰制度」の話を聞きました。

 T科の資格取得については,今年度このブログ内で数多く紹介していますが,それらの資格をたくさん取得することで,高校卒業時に顕彰を受けることができます。

 受けられる顕彰として,「ジュニアマイスター」「職業教育技術顕彰」「工業教育技術顕彰」の3つがあり,近年,毎年のT科卒業生約40名のうち3分の1の10数名がこの顕彰を受けています。なかなかの数の生徒が受けていますが,これは決して易しいものではなく,むしろT科の生徒が頑張った結果ということをアピールさせて下さい。

 

 注目して下さい! T科,頑張ってますよ!!

 

※ジュニアマイスターとは...

  12/4北校地ブログ「計算技術検定 結果発表」の説明をご覧下さい。

 

※職業教育技術顕彰とは...

  「岡山県教育委員会」の主催する顕彰制度で,農業・工業・商業など専門科高校生が在学中に所定の資格を1種目または3種目(難易度により異なる)取得することにより,岡山県知事より表彰される制度です。

 

※工業教育技術顕彰とは...

  「岡山県高等学校工業教育協会」の主催する顕彰制度で,岡山県内の工業高校生を対象に,所定の資格を2種目以上取得することにより,上記の「職業教育技術顕彰」には一歩及ばなかったものの,それに近い頑張りを示したものを岡山県内の工業高校の団体が表彰する制度です。

 

高校3年間の頑張りの最後の証しとして,新見高校では卒業式前日に校内表彰式を行っていますが,これらの顕彰もその場で表彰されます。

今年はどれだけ多くのT科卒業生が表彰されるでしょうか♪♪

平成27年度高校生溶接技術(圧力容器)競技会岡山大会

2015年12月12日 土曜日

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12月12日(土)に工業技術部の3名が溶接技術(圧力容器)競技会に参加しました。県内39名の生徒が参加し活気ある大会でした。本校の生徒は日頃から遅くまで練習をしてきました。その成果をしっかり発揮してくれました。入賞は逃しましたがこの経験を来年に活かしてほしいと思います。

計算技術検定 結果発表

2015年12月4日 金曜日

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※写真はイメージです

 

先日T科1年生全員および2・3年生の希望者およそ50名を対象に,計算技術検定が行われました。

 この検定は,6月と11月の年2回あり,1年生は先の6月の試験で3級に全員合格しており,今回は上位の2級に全員チャレンジでした。また,2・3年生も2級や,さらに上位の1級にチャレンジしました。

 その結果,2級に13名(内1年生5名)1級に4名の合格者がありました!!この2級・1級は電卓の使用方法はもちろん,数学の力も必要となるため,かなり難しい検定ですが,特に2・3年生は卒業までに「ジュニアマイスター」を取得したいと,その大きなポイントとなるこの検定1・2級に励んできました。

 

 最近の工業技術科は,資格取得に大変熱心です。出来る・出来ない,要る・要らないにとらわれず,「やってみよう!!」と何事にもチャレンジしています。

 

※計算技術検定とは...

  「関数電卓」という特殊な電卓(√や三角関数など特殊な数も計算できるもの)を用い,与えられた複雑な計算式から答えを導くものです。初歩の4級から最上位が1級まであり,この検定を取得することで,工業などの専門計算が理解しやすくなるため,多くの工業高校で資格取得の入門編として受検しています。

 

※ジュニアマイスターとは...

  「全国工業高等学校長協会」の主催する表彰制度で,工業高校生が在学中に取得できる資格などに,その難易度に応じてポイントがついており,その累積ポイントが30点以上で「シルバー」,45点以上で「ゴールド」の称号を与えられます。

  資格を取得することで,もちろんその免状をもらうことはできますが,ジュニアマイスターの称号は,その資格だけでなく幅広く勉強をしたという証しとなり,就職試験などでの良いアピールポイントとなります。

工業技術科2年次生 工場見学

2015年12月3日 木曜日

工業技術科の2年次生が工場見学に行ってきました。

新見高校北校地では,工場見学を各科・学年で,普段学校では体験することのできない「現場」を見て学ぶため,それぞれで実施しています。

 

今回のT2は,まず午前中に中国電力玉島発電所。

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普段当たり前に使っている「電気」ですが,実際にどのように発電されているのか,また,発電所内での安全対策などを見学し学ぶことが出来ました。タービントップといって,発電タービンのある建屋の屋上にも上がらせてもらい,発電所の全様を,実際に自分の眼で見させてもらいました。

 

午後からはその近く,水島と玉島を新規に結ぶ港湾道路の橋梁工事見学。

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まだ建設中で舗装もされておらず,まわりに柵もない橋の上を歩かせてもらう貴重な体験をさせてもらいました。風も強く肌寒い建設現場でしたが,その分,働くことの大変さも実感できました。

 

どちらの見学も,スケールが大きく,多くの役に立っているもので,大変ながらもそのやりがいの大きさも感じられる,大変有意義なものとなりました。

この経験を活かして,来年の進路決定をより確実なものにしていきたいと思います。

 

最後になりましたが,お世話になりました中国電力玉島発電所および国土交通省宇野港湾事務所の皆様,貴重な体験を本当にありがとうございました。