‘工業技術科’ カテゴリーのアーカイブ

技能検定 結果発表

2016年8月26日 金曜日

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7月下旬に行われた以下の技能検定3級の合否結果が届きました。

・機械保全(機械系保全作業)

・機械加工(普通旋盤作業)

・機械検査(機械検査作業)

T科2・3年次生の希望者が受検したのですが...見事機械保全15名,機械加工5名,機械検査0名の生徒が合格することが出来ました!!

機械保全の合格率は約6割,機械加工は何と合格率10割で全員合格です。機械検査は残念ながら合格者は出ませんでしたが,こちらは今年度からの新しい取り組みで,次回につながる惜しい結果だったようです。

 

これからいよいよ就職試験に臨むT3生徒たちにとっては,また一つ武器ができたのではないでしょうか。

 

 

※技能検定「機械保全作業」「普通旋盤作業」とは...

北校地ブログ7/17,7/24の記事をご覧下さい。

 

※技能検定「機械検査作業」とは...

工業に必要な「測定」についての知識・技能を問われる検定試験。実技試験としてノギスやマイクロメータなどを使った部品の測定,学科試験として,これに関連した正誤問題に答えます。精密な部品を「製造」するためには精密な「測定」が不可欠です。。

フォークリフト技能講習

2016年7月29日 金曜日

7/29(金)この日、南校地ではオープンスクールが行われていますが、夏休み中の北校地本館前でも何やら作業の様子が...

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生物生産科と工業技術科の希望生徒がフォークリフト技能講習の実技講習を受講しています。

毎年この時期、夏休みを利用して行っていますが、今年は外部からフォークリフト等機材一式を搬入し、専門指導者にも来ていただき28日~30日の3日間でみっちり実技練習を重ねます。ちなみに今月9日10日の2日間ですでに学科講習もみっちり受講しています。

 

中には女子生徒の姿も見られ、男子生徒にも負けずに頑張っていました。

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新見高校ではこの時期、他にも「小型車両系建設機械」「ガス溶接」などの技能講習・特別教育にも取り組んでいます。

 

ここで学んだことを活かして将来の就職先でも頑張ってもらいたいと思います!

アグリ・夢・みらい塾

2016年7月25日 月曜日

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農業に関心のある岡山県内の若者(高校生、農大生、酪大生、岡大生)が、地域の若手農業経営者から農業の魅力や実際の経営内容について聞き、異年齢の参加者と交流することで、食や農の理解を深め、将来の新規就農のきっかけづくりとすることを目的として開催された「第1回アグリ・夢・みらい塾」にA2の藤井君と青木生物生産科長が参加しました。「魅力ある農業にするぞ大作戦」をテーマにグループ協議をして発表するという形態でしたが、色々な意見交換をする中で新たな気づきや大きな刺激を受けるなど、有意義な経験ができたようです。

 

技能検定「普通旋盤」実技試験

2016年7月24日 日曜日

7/24(日)技能検定「普通旋盤作業」の実技試験に,工業技術科3年次生2名と2年次生3名が挑戦しました。

5月頃から放課後,部活動の合間をぬって,限られた時間をうまく使い練習を重ねてきました!といってもやはり限られた練習時間だったため十分な練習はできておらず不安げな表情...

それでも何とか,これまでの練習を思い出し,それぞれがきちんと課題作品を作り上げました。

良い結果が得られるといいですね!合格発表は8月下旬です。

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この時期,新見高校北校地では各科で検定試験が目白押しのようで,T科でも先週の「機械保全」に引き続きの技能検定です。ちなみに,同時期に「機械検査」という職種にも今年新たにチャレンジしました。

やはり,このような実習姿がT科らしくて格好いいですね!最近,DVDで「下町ロケット」を見直し,工業熱が高まっている投稿者です...

『 新高品質!新高ブランド!! 』

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※技能検定「普通旋盤作業」とは...

「旋盤」と呼ばれる工作機械(工業高校,特に機械科では最も基礎となる機械です)を用いて,課題図通りの製品を加工します。100分の1まで求められる精度をいかに正確に仕上げるかが合否のカギとなります。

この材料から...

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この製品を作ります。

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機械製図検定 結果発表

2016年7月22日 金曜日

先日T科3年次生電子機械選択者を対象に,機械製図検定が行われました。

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6月中旬に1次試験が行われ,写真は7月上旬の2次試験で実際に課題の図面を描いている様子です。

この結果,23名の合格者が出ました!!熱心に勉強・練習に励んだ結果,受験者のうち約7割の合格率です。

「図面」はものづくりの基礎であり,この「製図」は工業に欠かせない能力です。最近は「CAD」といって,コンピュータで図面を描くのが主流になっていますが,やはりその基礎はこういった「手描き」の製図でしょう。この力を将来,現場でも発揮してほしいものです。

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※機械製図検定とは...

1次試験では,寸法記号など図面のルールに関するペーパーテストがあり,2次試験では課題として与えられた「等角図(=立体図)」を「投影法(=正面・側面・上面の3方向から見た図)」で製図します。ものづくりの基礎になる図面の知識・技術が必要とされる検定試験です。

技能検定「機械保全」試験本番

2016年7月17日 日曜日

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※写真はイメージで,検定直前の勉強風景です。

 

先日の講習会を受け,いよいよ技能検定「機械保全」の試験本番です!!

工業技術科3年生の希望者24名が17日の日曜日,午前は学科試験,午後に実技試験にチャレンジしました。結果はどうなるでしょう...!?

 

※技能検定「機械保全」とは...

機械に必要な「潤滑油」や「ねじ」「軸受」などの部品・機械要素についての知識を問われる検定試験。実技試験として実物を見ながら名称や特徴を答えたり,学科試験として,これに関連した正誤問題に答えたりします。製造現場には欠かせない知識が満載です。

健森との交流会 T科編

2016年7月13日 水曜日

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7/13(水)健康の森学園の生徒7名をお迎えして交流会を行いました。生物生産科と工業技術科で体験交流を行いましたが,工業技術科は「サンドブラストによるキーホルダーづくり」を行いました。

あらかじめPCとカッティングマシンと呼ばれる専用機械で作られた,自分の名前のシールをステンレス板に貼り付け,「サンドブラスト」と呼ばれる技法で彫り込み...それを木のベースに打ちつけリングをつけると自分だけのキーホルダーの完成です!!

 

この「サンドブラスト」は危険もなく,難しい技術もいらないため,これまでも,このような交流体験や小学校への出前授業などを行ってきました。

皆さんも一緒にものづくりを楽しんでみませんか??

技能検定「機械保全」講習会

2016年7月3日 日曜日

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「ものづくりマイスター(機械保全技能士)」認定者 植松康行先生をお招きし,技能検定機械保全作業受験に向けての特別講習会を開催しました。

考査期間中で,さらに土日の休みの日にも関わらず,T科3年生の検定受検希望者24名が参加し,熱心に勉強していました。

検定本番は7/17(日)です。全員合格目指して頑張ります!!

 

※技能検定「機械保全」とは...

機械に必要な「潤滑油」や「ねじ」「軸受」などの部品・機械要素についての知識を問われる検定試験。実技試験として実物を見ながら名称や特徴を答えたり,学科試験として,これに関連した正誤問題に答えたりします。製造現場には欠かせない知識が満載です。

計算技術検定 結果発表

2016年7月1日 金曜日

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※写真はイメージです

 

先日T科1年生全員および2・3年生の希望者およそ60名を対象に,計算技術検定が行われました。

この検定は,6月と11月の年2回あり,1年次生にとっては高校入学後初めての検定となりました。また,2・3年次生希望者も2級や,さらに上位の1級にチャレンジしました。

 

その結果,3級受検の1年次生は35名全員合格!!また,2級に6名,1級に3名の合格者がありました!!この計算技術検定は,毎年,3級は資格取得の入門編として,2級・1級は卒業までに「ジュニアマイスター」を取得する,その大きなポイントとして励んでいます。

 

最近の工業技術科は,資格取得に大変熱心です。今年もこのブログ上で,T科の資格取得の頑張りを紹介していきます!期待していてください!!

 

 

※計算技術検定とは...

「関数電卓」という特殊な電卓(√や三角関数など特殊な数も計算できるもの)を用い,与えられた複雑な計算式から答えを導くものです。初歩の4級から最上位が1級まであり,この検定を取得することで,工業などの専門計算が理解しやすくなるため,多くの工業高校で資格取得の入門編として受検しています。

工業技術科3年次生 工場見学

2016年6月20日 月曜日

工業技術科の3年次生が工場見学に行ってきました。

新見高校北校地では,工場見学を各科・学年で,普段学校では体験することのできない「現場」を見て学ぶため,それぞれで実施しています。

 

今回のT3は,まず午前中に倉敷市水島のJFEスチール株式会社西日本製鉄所。

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東京ドーム何百個分という広大な工場内をバスで移動しながら,私たちの生活に欠かせない「鋼」の製造工程を学びました。写真は撮れませんでしたが,「圧延」の工程も見学させて頂き,何百度にもなった真っ赤な鋼の塊がローラーで流されながら伸ばされる工程を間近で見学し,その熱気と轟音に生徒たちも度肝を抜かれていました。

 

午後からは高梁市の住友電工焼結合金株式会社。

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こちらは「焼結」という特殊な技術で作られる合金で,車などの部品として使われるギヤなどを作っており,はじめその工程をビデオで説明してもらった後,実際に工場内も見せて頂きました。工場内は自動搬送車なども走っており,手の届く距離で実際の製造現場を体験しました。

 

ちなみに,途中の昼食休憩では,真備の運動公園に立ち寄り,少し暑い中外でお弁当。遊具などもあり,童心に返って楽しみました。

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今回見学した企業は,どちらも毎年,新見高校から就職をしている企業で,見学した生徒の中にも志望している生徒がいます。それらの生徒にとっても,また他の企業を志望する生徒にとっても,どちらも意味のある見学となったと思います。

いよいよ,7月から就職活動が本格的にスタートします!!この経験を活かして,良い進路決定をしてもらいたいと思います。

 

最後になりましたが,お世話になりましたJFEスチール株式会社および住友焼結合金株式会社の皆様,貴重な体験を本当にありがとうございました。