2021ドナドナNO.1

    なぜか、2頭とも牧草を飼槽(牛のお茶碗です)から外に出して食事中。

別れの時。2頭とも、おとなしくトラックに乗りました。

ここで生まれ、ここで仔牛を産んで、お母さんとなって、私達とともに過ごした「あられ2の5」号と「ひなさわ1の6」号が、ここを去って行きました。牛は経済動物です。何度授精を試みても受胎しなくなってしまった牛を、亡くなるまで飼ってやることは難しいのです。 足を踏まれたり、しっぽでたたかれたりしながらも、牛たちはブラッシングに目を細め、気持ちよさそうにしてくれました。「あられ2の5」号は、地域のお祭りや文化祭など、これまでに何度も「碁盤乗り」を披露した牛でもありました。 8ヶ月ほどで出荷される仔牛とは違って、長く過ごした親牛が去って行くのを見送ることは、さみしさもひとしおです。見送った後の牛舎は、とてつもなく広く感じました。これまでありがとう!!!

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