タブレット用スタンドの製作その①

 今は対面授業が行われていますが、臨時休業中のオンライン授業ではタブレットを本や椅子など適当な物に立て掛けて動画撮影を行っていました。しかし、角度調整が難しかったり、途中で倒れたりと先生方から不便だったことを聞き、コロナの第2波によるオンライン授業に備えてタブレット用スタンドを工業技術部で製作することにしました。 【タブレット用スタンドの製作仕様】 ①iPad mini(7.9インチ)とiPad Pro(10.5インチ)の2種類を固定できること ②タブレットが縦でも横でも使用できること ③簡単にタブレットの向きが変更できること ④教科書も写せるようにタブレットを下向きにもできること ⑤オンライン授業をしながら充電も出来ること ⑥見た目にもこだわること 以上の仕様を満たすべくタブレットスタンドの試作に取りかかりました。

まずはこのような市販のタブレット用スタンドを参考にしました
製作仕様を満たすべくアイディアをだしながら、ある程度形になったらCADで図面化していきます。
材料を用意して加工に取り組みます。

 いざ試作を考えてみると、市販品はプラスチック成形を使い、複雑な形でも出来ますが、アルミや鉄を材料にすると、複雑な形状は部品点数と重量が増え、加工時間も多くなってしまいます。そうすると機能的にも、複数台製作時にも都合が悪くなるので、加工のし易さと必要な機能とのバランスを取りながら製作する難しさがあります。 また、製作仕様が多いので色々なアイディアを試しながら一進一退をくり返している状態なので、なかなか進みません・・・。 次回へ続く。

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